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シンガポールを訪ねて

弁護士 岡本 浩

 2024年5月24日(金)~5月27日(月)、3泊4日の旅程にてシンガポールへ行ってきました。目的は、私はロータリークラブの会員であるため、国際ロータリー(-私共ロータリーの会員は、RIと略称しています-)の、年に1回開催の世界大会参加でした。世界大会参加といっても、私の参加は2時間余の開会式への参加のみで、その余の時間は観光といった気楽なものでした。

 コロナのこともあり、海外への旅行は、2019年11月のフランス旅行以来、実に5年ぶりのことであり、その点では、少し新鮮な気分の旅行でした。そこで、何点か、印象に残った点を記してみます。

 先ずは、関西空港の国際線出発ロビーの大変容に驚きました。免税店の多さと照明を極度に明るくした華やかさは、以前と比べものにならない変容ぶりでした。外国人旅行者の飛躍的増加の効果というところでしょうが、円安・消費者物価上昇・賃金の伸びが低いといった日本の国内事情からすると、この華やかさに何となくチグハグな印象を受けました。

 次にシンガポールの印象ですが、街はきれいに整備され、人工的な庭園都市の面目躍如というものでした。但し、豊富な緑は、「濃緑一色」という感じであり、心安らぐ感のする新緑という、我々が日本で目にする樹々の緑とは、やや異質なものを感じました。赤道に近い南国の緑ということでしょうか。また、有名なマーライオンの背後にそびえる高層ビル群の光景には、世界に名だたる金融都市を実感させられる思いでした。

  他方、ビールの中ジョッキが円に換算して1,700円位と、飲食類の値段が高いのには驚きました。逆に、タクシーはかなりの距離を乗っても1,000円以内でおさまり、意外に安く感じました。物価は、品目によってバラつきがあると感じました。これは、人工的な都市国家のため、食材を輸入に頼ることが飲食代金を高く押し上げ、人口の過密が人件費を押し下げている原因かなどと、推察しました。

 気候は、室外に出て歩くと汗がにじんでくる状況で、蒸し暑いのには、少々閉口する思いでした。新緑をそよがし、心地良い風の吹く、日本の気候のありがたさを再確認しました。

 総評としては、3泊4日で、国際的商業都市と南国の雰囲気を充分に感じ取ることが出来たというのが、私の個人的な感想でした。