コラム
column
ジャカランダ通信(vol.2)
昨年12月に掲載したコラムで、ジャカランダのお話をさせていただきました。そこで、
「さて、寒さが本格化するこれから、うちの子(木)は耐えてくれるのでしょうか。
できる限りの寒さ対策をして、頑張りたいと思います。」
と書きました。今回は、この後日談について書きたいと思います。
昨年12月の時点では、結構寒い日もありましたが、まだ葉が青々としていました。
1月に入り、寒さが厳しくなっても、葉先が茶色くなるだけで青い部分は残り(写真①)、
「意外と大丈夫じゃないか。和歌山ってやっぱりあったかいんだなあ」と余裕がありました。
余裕をもって見ていられたのはここまででした。
2月になると、寒さが若干和らいだ日も増えてきましたが、葉はみるみる茶色くなり、2月22日には真っ茶色になりました(写真②)。しかも、3月には枝自体が落下してしまい、一本の棒が立っているだけの状態になってしまいました(写真③)。
このころ、いろいろな園芸サイトでジャカランダを調べてみたところ、実はジャガランダという木は落葉樹らしく、冬には葉を落とすことは自然であると判明しました。
とはいっても、寒さに弱い植物ですから、持ちこたえてくれるのか気が気ではありませんでした(実際に、冬越しできると思って植えた植物のいくつかを枯らしました)。
幸い、4月には新しい芽が出て、現在では青々と茂るようになりました。初年度(15㎝→150㎝)ほどではないでしょうが、すでに私の背丈を超え、170cm超の樹高になっています(写真④)。
こうなってくると、今度は開花を期待したいところです。ネットで検索すると、まだあと数年は難しそうですが、250㎝を過ぎると咲くかもしれないとのことでした。
今から、楽しみです。