コラム
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ジャカランダ
みなさんは、ジャカランダという花木をご存じでしょうか?
日本ではあまりなじみがないのですが、「紫雲木」(しうんぼく)とも言われる高木で、世界3大花木と言われることもあります。
スペインで毎年5月下旬から6月にかけて、南アフリカでは1月から2月に紫色の花を咲かせます。とても大きくなる木で、最大15メートルにもなります。
さて、このジャカランダですが、近年、日本のホームセンターでも販売されており、昨年7月に、変わった見かけにつられて購入して、庭に植えました。説明書きでは、「大木にならないと花が咲きませんが、日本ではあまり大きくならず、1メートルくらいの観葉植物としてお楽しみください」と書かれていましたので、そんなもんかと植えたのですが、大きくなるわ、大きくなるわ、わずか半年で、10センチくらいだった苗が、私の顎の高さ(約1メートル50センチ)くらいまで成長しました。
このままいけば数年後には花が咲くかと期待しているのですが、ここで一つ大きな問題があります。耐寒性が弱いのです。後で調べて分かったのですが、和歌山市にもジャカランダが大きく生長したところはあるのですが、ニュースになるくらい珍しく、多くはやはり寒さに耐えられず、枯れてしまうようです。
さて、寒さが本格化するこれから、うちの子(木)は耐えてくれるのでしょうか。できる限りの寒さ対策をして、頑張りたいと思います。